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南島原史世界遺産講座(南島原市教委主催)の最終回となる第3講座が17日、同市南有馬町の原城文化センターであり、脚本家でNPO法人世界遺産長崎チャーチトラスト理事長の市川森一さんが「南島原のキリシタン文化と島原の乱」と題して講演した。
同市には、世界遺産登録を目指す「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の構成資産候補で国指定史跡の日野江城跡、原城跡、吉利支丹墓碑がある。同市教委は、登録は行政と市民の「協働」での推進活動が欠かせないとして、登録実現のためには何が必要なのかを市民とともに考え、機運を高めたいと、昨年10月から3回シリーズで講座を開いた。
第3講座には約100人の市民が参加した。講演で市川さんは「原城跡、日野江城跡、吉利支丹墓碑は、歴史的に見ても世界遺産に値するもの」と切り出し、島原半島で繁栄したキリシタン文化などについて説明。最後に「世界遺産の選定基準は随分変わってきた。住民の皆さんがどういう意識でこの町で暮らし、残っている遺跡をどんな思いで見ているかが基準の重要なポイントになっている」と指摘。登録実現は、市民の郷土の歴史への関心と愛情などが不可欠だと強調した。
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