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チリ大地震による津波被害を警戒し、県内でも28日、海岸への立ち入りを禁止したり、土のうを積み上げるなどの対策が取られた。
県が災害対策本部を設置するのは2005年の福岡県西方沖地震以来。県職員約130人が、情報収集や関係機関との連絡調整をした。県管理の海岸はすべて立ち入り禁止とし、県内全漁協に注意を喚起した。県内七つの高校は、ボートやカヌーなどの部活動を中止した。
警報が発令された有明海沿岸の島原半島3市も対策本部を設置。防災無線や消防車の巡回で、住民に海岸へ近づかないよう注意を促した。
このうち南島原市は8カ所に避難所を開設し、午後10時までに計15人が自主避難した。同市深江町内の施設に避難した女性(72)は「一人暮らしなので怖い」とテレビの津波情報に見入っていた。
島原市職員は、冠水が懸念される船津地区の海岸沿いに土のうを積み上げた。同市有明町の湯江漁港では、漁業者が船を係留しているロープなどを点検した。同市でも自主避難1人が出た。
五島列島の沿岸海域では、五島海上保安署が巡視船艇で遊漁船などに避難を呼び掛け、瀬渡し船業者に釣り客を早めに連れ戻すよう要請した。
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