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14日からの大相撲春場所の番付で、南島原市加津佐町出身の佐田の富士(25)が新十両に昇進、東11枚目に名を連ねた。同市によると、県出身では42人目、現役では唯一の関取という。地元では、さらなる飛躍を期待する声が高まっている。
本名は山本哲博(あきひろ)さん。身長1メートル89、体重167キロで、突き押しが得意。師匠は同じく県内出身(長崎市)の境川親方(元小結・両国)。
小学5年から柔道を始め、小浜高(雲仙市)では、県高校総体で準優勝するなど活躍していたが、相撲経験はなかった。高校の柔道部顧問が、境川親方の高校時代の恩師で、佐田の富士の運動能力に目を付け、境川部屋への入門が決まった。
2003年1月に初土俵。東幕下3枚目で迎えた今年の初場所では、6勝1敗の成績を残している。
佐田の富士は1月28日、支援者らと同町の温泉神社を参拝し、約300人の住民が集まった商店街を練り歩き、昇進を報告した。
入門時から応援している同町の鮮魚店経営、泉直行さん(58)は「勝ち越してさらに上を目指してほしい」と期待。父親の博さん(55)は「ここまでよく頑張った。今場所はけがをせずに、勝ち越してくれれば」と話している。
(2010年3月14日 読売新聞)
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