独立書人団所属で毎日書道展審査会員の書家、最上静山(せいざん)さん(68)=南島原市=の3回目の書展「古代文字に魅せられて」が24日、県美術館(長崎市出島町)で始まった。28日まで。
最上さんは中学校の美術教諭の傍ら、書を40年続け、退職後は地元で後進を指導しながら古典を中心に活動。今回の書展は06年以来。ここ3年間で書きためた283点を一堂に展示している。
副題の通り、中国の殷(いん)の象形文字や甲骨文字、青銅器に刻まれた銘文「金文」のほか、木簡や竹簡、絹布に書いた「帛(はく)書」にも挑戦。古代文字でアフリカの草原を表現するなどの創作にも取り組んだ。
最上さんは「文字の成り立ちを知り、書の幅が広がりました」と話していた。入場無料。【錦織祐一】
〔長崎版〕