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雲仙・普賢岳噴火災害前の梅の名所だった「安中梅林」を再生させようと、地元住民らが25日、島原市大下町の土石流災害を防ぐ導流堤内に梅の木84本を植えた。2000年から毎年、水無川沿い約1キロに植樹し、通算1000本に達した。住民らは「噴火開始から20年目を迎えて、ようやく梅林を復活させることができ、うれしい」と喜んだ。
安中梅林は一帯で見られた梅の木々の総称。江戸時代、島原藩が産業振興や災害防止のために、植樹を奨励したのが始まりとされる。その後、句会が開かれるなど、住民の憩いの場として親しまれてきた。しかし、1990年からの噴火災害で、土石流などにより流失した。
植樹したのは、地元の「安中地区まちづくり推進協議会」やNPO法人「島原普賢会」。この日は、両会のメンバーや小学生ら計130人が参加。スコップを使い、約30アールに丁寧に植えていた。
安中地区まちづくり推進協議会の大町辰朗会長(57)は「これでようやく、復興を実感できました」と感慨深げだった。
(2010年4月27日 読売新聞)
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