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江戸時代から明治期にかけての人々の暮らしぶりなどを物語る古文書や生活用具、美術品などを展示した雲仙市歴史資料館南串山展示館が6日、同市南串山町の門山公園内にオープンした。
展示館が建てられたのは、1658年に初代の庄屋となった馬場庄左衛門利春から代々世襲で受け継がれた庄屋元「馬場家」の跡地。馬場家は、自宅で寺子屋を開いて読み書きを教えたことなどで知られ、11代の馬場立造氏は1874年、荒牧小(現在の南串第一小)の初代校長になった。
馬場家は2001年、庄屋元跡地などを旧南串山町に無償譲渡。09年度の国の経済対策交付金を活用して市が木造平屋(66平方メートル)の展示館を整備した。事業費は1180万円。
館には馬場家の遺品の古文書、書状、系図、村絵図などのほか、短刀、印鑑、書見台、火鉢、重箱、掛け軸など約460点を展示。南串山町史談会員らがボランティアスタッフとして館内を案内する。
開館式典には住民ら約50人が出席。奥村慎太郎市長や馬場家の親族、地元の児童代表らがテープカットし祝った。スタッフの一人、茂和夫さんは「年貢帳には詳細が記されており、当時の暮らしが浮かび上がる。貴重な資料として大学の研究者も注目している」と話した。
入場無料で、開館時間は午前9時-午後5時。ボランティアスタッフが常駐する火、木曜は終日観覧できるが、月、水、金曜の来館は予約が必要。土、日曜、祝日は休館。予約は市教委生涯学習課(電0957・37・3113)。
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